有病者に対する
院内設計・取り組み

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おかべ歯科眼科クリニックは、愛知県高浜市にありますが、近隣の碧南市や刈谷市、知立市、西尾市などからも矯正歯科、口腔外科、眼科にご来院いただいています。

地域のみなさんが通いやすい「かかりつけ医院」として他に病気をお持ちの方も安心して診療を受けていただけるような体制を整えています。初診の際には、全身疾患や服用中のお薬なども詳しくお知らせください。それによって、使用する器具や薬、治療方法などの選択が変わることがあります。より質の高い診療をご提供できるように何でもお気軽にご相談ください。

当院の有病者に対する取り組み

愛知県の「人にやさしい街づくり」という条例に沿った設備を整えています

愛知県の「人にやさしい街づくり」という条例に沿った設備を整えています

愛知県では、人にやさしい街を実現するために、誰もがあらゆる施設を円滑に利用できるような取り組みを進めています。クリニックでも、車いすでのアクセスができるようにスロープを設置したり、人と車いすがすれ違える幅を確保したり、条例に沿った様々な設備を整えています。

院内バリアフリー設計で通いやすい病院です

院内バリアフリー設計で通いやすい病院です

院内は段差をなくしたバリアフリー設計です。車いすの方も、ベビーカーでも駐車場から入り口、そして待合室から診察室までスムーズな移動ができます。また、駐車場は、入り口近くに車いす使用者のための駐車スペースを確保しています。トイレのブースも車いす対応です。また室内案内の表示を誰もがわかりやすいように工夫しています。

有病者に対する症状別の対応について

初診カウンセリングの際に、全身疾患や服用中のくすりをお伺いします。必ずお伝えください。持病を悪化させないように、診療で使用する薬剤や治療法を決定しますので、気になることは何でも遠慮なくお知らせください。また基本的に服用中の薬は、診療前日や当日も忘れずに服用しましょう。

疾病 対応
高血圧
  • 歯科治療では緊張や不安を感じることがあり血圧に影響しますので、治療日は忘れず内服薬を服用してご来院ください。
  • 血圧が高いのに治療を受けていない場合、血圧の上昇で脳出血や心筋梗塞を起こす可能性があります。内科的治療で血圧をコントロールしてから歯科治療にのぞみましょう。
  • 降圧薬を長期連用すると、歯肉が肥大することがあります。歯ぐきの出血が気になる場合は他の降圧薬に変更してもらいましょう。
脳梗塞
くも膜下出血
脳出血
  • 抗凝固薬を内服していると、治療時の出血が心配です。あらかじめお知らせください。
甲状腺機能亢進症
  • 麻酔時に問題が生じることがあります。内服で正常に機能しているかどうかをお伝えください。
肝炎
  • B型肝炎、C型肝炎の場合は感染予防対策が必要ですので、お申し出ください。
  • 肝機能が悪化していると、止血しにくいことがあります。
薬アレルギー
  • アレルギーのある薬品名をお伝えください。
糖尿病
  • 内科で受けている治療法(食事療法、内服、インスリンなど)をあらかじめお知らせください。
  • 血糖値のコントロール状態もお知らせください。
  • 麻酔後はしばらく食事ができないので、ジュースやアメによる糖分補給、そして低血糖を防ぐ工夫をしましょう。
喘息
  • 治療中に発作を起こす可能性もあるので、念のため吸入薬をご持参ください。
  • 発作が多い時期の歯科治療は、できるだけ避けましょう。
  • アスピリン喘息の方は、鎮痛剤により発作を起こすことがあるので、お申し出ください。
  • 治療期間中は内服薬を飲み忘れないようご注意ください。ステロイド剤はとくに忘れないよう注意が必要です。
心疾患
  • 弁膜症などの心疾患をお持ちの方は、歯科治療が原因で細菌性心内膜炎という病気になる可能性があり、その場合、心臓の緊急手術が必要になることがあります。治療前の抗生物質の内服で予防します。
  • 歯科治療を受けなければいつまでも感染源を保有することになり、いつ内膜炎を起こすかわかりませんので、弁膜症のある方は、積極的に歯科治療を受けて感染源をなくすよう努めましょう。
不整脈
ペースメーカー
  • 初診時は「おくすり手帳」など、薬の種類がわかるものをお持ちください。
  • 治療日は内服薬を飲み忘れないようご注意ください。
狭心症
心筋梗塞
  • 初診時は「おくすり手帳」など、薬の種類がわかるものをご持参ください。
  • 治療日は内服薬を飲み忘れないようご注意ください。
  • 発作に備え、ニトロの錠剤かスプレーをご持参ください。
  • 抗凝固薬を内服していると、治療時の出血が問題となります。あらかじめお申し出ください。
  • 麻酔は上手に使えば、心臓にあまり負担をかけません。痛みを我慢するほうが心臓への負担が大きいので注意が必要です。
胃潰瘍
十二指腸潰瘍
  • 歯科で処方する薬が胃腸障害を引き起こすことがあるので、副作用を抑えるため、なるべく食後に飲みましょう。そうでない場合、たっぷりのお水とともに服用します。

心配なことがございましたらお気軽にご連絡ください

心配なことがございましたらお気軽にご連絡ください

診療を受ける時にはさまざまな不安や疑問があることでしょう。「些細なことかもしれない」と思っても、遠慮せずに気になることは何でもお聞かせください。診療をより安全に行うために欠かせない情報かもしれません。